スカルプDパックコンディショナー使用記:潤い感と頭皮の柔らかさは本当に実感できる?

スカルプDシャンプーを使い始めて薄毛を改善!と思い使い始めたものの、1本使い終わっても、なんら髪の生えてくる兆候はなし…、抜け毛の量も相変わらずで、焦り始めたわたし。

やはりスカルプDシャンプーだけでは、十分と言えないのだろうか…?
そう思った理由は、脂性肌タイプと乾性肌タイプの違いでも書いたとおり、使った後の髪のパサツキがかなりあるからです。

強力な洗浄力はもちろん、スカルプDシャンプーの正しい使い方として、シャンプーで2度洗いすることが求められます。
それらのせいか、洗った直後から髪のきしみは気になるし、乾かして手ぐしで髪をいじってみると、抜け毛が手のひらにまとわりつくこともあるし、セットするのにもどこか乾燥が気になって髪にしっとり感がないというか…
頭皮はキレイにはなるんでしょうが、このパサツキ感が逆に抜け毛を誘発しているのではないか?と思ってしまったのです。

「髪のパサツキも気になるし、効果ないのはコンディショナーを使ってないせいかも…」

そう思うのは時間の問題でした。
どんなにいい方法でも、手順をしっかり踏まないと結果はだすことはできません。もしかするとスカルプDはシャンプーだけ使っても効果はなく、コンディショナーも併用してみないとだめなのかもしれません。

そこで、2本めのスカルプDシャンプーを買うと同時に、スカルプDパックコンディショナーも合わせて買って使ってみることにしました。

髪のケアというよりも、頭皮を柔らかく、潤い重視の成分配合

そもそも、シャンプーの後につけるものってリンス、コンディショナー、トリートメントと3つくらい頭に浮かぶし、どれを使っても一緒だと思うのですが、実は、この3つはそれぞれ目的が違うそうです。

  • リンス…毛の表面を油分によって滑らかにし光沢を与える
  • コンディショナー…毛の表面を滑らかにし、しなやかさやコシも与えてくれる
  • トリートメント…毛の内部まで浸透し、水分や油分を与えて傷んだ髪の毛を修復する機能もある

スカルプDパックコンディショナーは、髪の毛の表面にしか作用しないコンディショナー。薄毛対策に使うなら、髪の内部まで修復してくれるトリートメントのほうが効果ありそうな感じもしますが、スカルプDパックコンディショナーは、髪というよりも、頭皮に対して潤いのケアができる他にはない特徴があります。

インナーバウンドコラーゲンが頭皮を柔らかくする

まず、大きな特徴としてアピールされているのが、インナーバウンドコラーゲンという保湿成分。 コラーゲンが髪の健康維持に必要な成分で、白髪や脱毛を抑えるという研究結果が東京医科歯科大学の発表を最近見たことがありますが、スカルプDは、頭皮に潤いや柔らかさをもたらすため、高保水コラーゲン(コラーゲン・トリペプチド F)と浸透コラーゲン(サクシニルアテロコラーゲン液)の2種類を配合しているそうです。

合計50種類のうち、半分以上がうるおい成分

頭皮に対する潤いを重視しているコンセプトは、成分の配合バランスにおいても重視されていることがよくわかりました。

スカルプDは毎年中身をリニューアルしていて、成分がその都度追加されていて、コンディショナーもすでに12代目という年季の入った長さです。

ボトルの裏面をみると、合計50種類の成分がずらっと書かれています。スカルプDシリーズ自体、シャンプーでも成分数はかなり多いですが、コンディショナーにおいてもそれまで使っていた普通のコンディショナーは全部合わせても20種類くらいでしたから、やっぱりかなりの量です。それぞれの配合目的を調べてみると、

  • コンディショニング成分…4種類
  • 洗浄剤…2種類
  • ハリ・コシを与える…1種類
  • 肌荒れ防止有効成分…3種類
  • 保湿成分…7種類
  • すこやかに保つ成分…12種類
  • 保水成分…3種類
  • エモリエント(水分の蒸散防止)…5種類
  • 精油…5種類
  • その他(清涼剤、調整剤、抗酸化等)…5種類

保湿や保水など水分を保つ成分は半分以上の27種類を占めていて、コレだけ見ても潤いをもたらすことができそうな配合内容ですよね…。シャンプーと比較してみると同じ成分が重複しているのも一部にあるので、スカルプD共通の潤いレジュメというのがあるのかもしれませんね。

これだけ潤いを重視していたら、わたしの悩みである髪のパサツキや乾燥も難なく解消できるかもしれないな…と妙な期待を頂いてしまいました。

これはまるでクールシャンプー!?ハッカの匂いが漂う独特の使用感

さっそく届いたその日からシャンプー2度洗いの後に使ってみました。
ボトル自体の大きさやノズルはスカルプDシャンプーと全く同じ。ポンプをプッシュすると、白っぽいシルク色の液体がにゅるっと出てきます。決して手に広がることはなく、コンディショナー独特の固さがある液体です。

と、出したそばから、鼻を近づけなくてもわかるほどのハッカのようなツンとした強めの香りが…。

メントールの香りともいえなくないのですが、精油成分としてユーカリ油やラベンダー油もはいっているので、どことなく天然っぽい香りもするのが特徴でしょうか。男性用のコンディショナーでここまで強い香りがするのは初めてですね。

「これは不思議なコンディショナーだ…」と思って、手のひらで液体を広げてから頭皮全体になじませてみると、つけたそばからメントールのスースー感をかなり強烈に感じることができます。

はっきりいって最近良く目にするクールシャンプーといい勝負ができるくらいの強さです。夏場ならかなり頭が涼しい感じになって気持ちいいんですが、これが真冬になると逆に寒いくらいに感じるかもしれませんね。

ちなみに、液体の頭へのノリはそれほど良くはありません。頭皮によく塗り込んだ後でも手のひらにかなり残ってしまいもったいない感じがします。他のコンディショナーならもう少し髪にうまくまとわりつくのですが…。

頭皮パックとして5分間じっくり待つ必要があり

スカルプDシリーズは、シャンプーにおいても、2度洗いを推奨しているように、独特のシャンプー方法が特徴的ですが、このコンディショナーにおいても使用方法はかなり独特です。

  • 1頭皮全体に塗り伸ばしてから1分間のメカノスカルプマッサージを行う
  • 3~5分間放置する
  • 潤い感が残っている状態で十分にすすぐ

これがスカルプD”パック”コンディショナーとネーミングされた所以でしょうか。つけてからの放置時間が必要でこの間にパックのようにコンディショナーを十分に浸透させているみたいですね。

また、頭皮にむかってつけるというのもポイントです。ついつい髪の毛の方に力がいきがちですが、ここはあえて髪をかきわけて頭皮に刷り込むように意識して塗ったほうがうまくいくと思います。

そして5分間放置しますが、これが意外としんどい…。この間にひげそりとかやってしまえば手持ちぶたさがなくなりますが、他にやることがない場合ただ風呂場でじっと待つのは正直苦痛ですね。

また、メントールのひんやり清涼感もその間ずっと続くので、好きな人にはいいかもしれませんが、嫌いな人にはあまり良くない使用感になるんじゃないかと思います。

公式ページには放置時間中にもマッサージをすればいいと書かれていますが、シャンプーの時に既にやっていますし、これ以上マッサージするのも正直飽きてしまいます。

なんとか耐え抜いて洗い流してから髪を触ってみると、お、明らかにシャンプーした後と違うしっとり感を十分に感じられますね。あとは乾かした後にどう変わっているかですね。

洗髪後の潤い感やパサツキ度、そして頭皮の柔らかさはどれくらい変わった?

スカルプDパックコンディショナーの特徴として面白いなーと思ったのが、髪を乾かす時のドライヤーの熱に反応して成分をホールドするというヒートアクションというもの。

ネーミングがスゴイので、どんな反応があるのか期待してお風呂から上がった後にドライヤーしてみましたが、髪の毛自体がなにか変わった感じになるということは一切ありませんでした。逆に熱くなったりしたらすごいですが(笑)

ただ、その効果がどうかわかりませんが、乾かした後の髪の質感は明らかに変わりました。シャンプーだけのときとは明らかに違って、しっとり感があり、髪がなにかでコーティングされているような感じ。

手ぐしで髪をかき分けても指通りがなめらか、抜け毛がまとわりつくこともなくなりました。もちろんぱさつくといったことも皆無になりました。この状態は翌朝でも普通に続くので、髪の毛のセットもすごくラクになりましたね。

しかし、この後1ヶ月ほど使い続けても、本来の目的である頭皮の柔らかさについてはいまいち実感することはできませんでした。一応最初に頭皮を揉んでみてイメージは掴んでいたのですが、その時と正直あまり変わりませんね…。

まとめ:潤い感は必要にして十分、しかしコスパと洗髪時間が極端に長くなるのがちょっと…。

スカルプDパックコンディショナーを使い続けて、改めて髪の仕上がりという面では、コンディショナーを使うことはもはや欠かせないものであるなぁということが実感できました。

薄毛対策の面では少なくともパサツキによる抜け毛の誘発は防げますし、なにより使用後のほのかなしっとり感やまとまり感もかなり良い感じです。朝の髪の毛のセットも楽になりましたし。

ただしネックなのが、シャンプーと合わせて洗髪時間です。スカルプDシリーズだけでで洗髪を完結させようとすると、シャンプー2度洗いに加え、コンディショナーでも5分放置が推奨されているため、洗髪時間だけで15分~20分は普通にかかることは間違いありません。

放置時間を短くすればいいのでは?と思って試しに2分位にしてみたのですが、そうすると成分の浸透が不十分なのか、洗い上がりの潤い感はそれほどでもなかったので、やはり長く放置するほど潤い感はアップするメカニズムのようです。

クールシャンプーの清涼感が嫌いな人や、時間にせっかちな人にはちょっとおすすめできないかもしれませんが、その2つをクリアすれば、コンディショナーとしてはかなり良い部類に入るのではと思います。

あと気になるとしたらやはり価格です。スカルプDシャンプーと同じ定価3,900円は、コンディショナーとしてもかなりお高めな部類にはいります。パックというスカルプDだけの特色はあるので、替えはきかないかもしれませんが、頭皮環境正常化目的でもう少しコスパを押さえたいのであれば、シャンプーとコンディショナーが一体化したポリピュアシャンプーや、シャンプーだけでもうるおい感が高いウーマシャンプーを選択するのもありかもしれませんね。