スカルプDの洗浄力は他のシャンプーに比べて危険ではないのか?

スカルプDシャンプーを使ってみると、わたしの場合洗い上がりの髪の毛は、まるでビジネスホテルや海外ホテルにおいてあるシャンプーで洗った後のようにバリバリになってしまいます。。

頭皮の脂が全て抜けきったという感じでしょうか、、手ぐしでといてもさらっと流せず、どこか指にひっかかりますし、髪のまとまりもいまいち良くはありません。

私は乾燥肌用のシャンプーなのでまだマシですが、脂性肌用シャンプーを使っている友人A君の場合は、既に洗っているときからギシギシ感があって、乾かしてみるとまるで数日乾燥させた海苔のようにパリパリになってしまうそうです…。

今まで市販のシャンプーを色々な種類試してきたことがありますが、ここまで洗い上がりの髪の毛がバリバリになったことはないし、「これってそのまま使って大丈夫なの?」と不安な気持ちにもなります。

皆さんの中にも「バリバリになる=安いシャンプー」という方程式が頭のどこかにあるのではないでしょうか?これをそのままあてはめると、スカルプDも価格は高いけど品質は安いシャンプーということになってしまいます。

スカルプDがアピールしている頭皮環境正常化にはこちらのページでも解説しているように4つの条件があり、そのひとつに「皮脂を除去する」というものがありますが、確かに脂は十分にとっていると思うのですが、逆に洗浄力が強すぎなのでは?とも思ってしまうのです。

こういう不安な気持ちのユーザーが多いのか、スカルプDシャンプーのQ&Aサイトにもこのような質問が…

スカルプDは医学的根拠に基づき、処方しています。「脂の取りすぎ」ではありませんのでご安心ください。 独自開発の洗浄成分「アミノウォッシュ+」によって、頭髪の潤いをキープしながら、不必要な汚れ・皮脂だけを洗い落とすことを可能にしています。

参照:スカルプD公式サイト:Q&A

頭髪の潤いをキープできているとのことですが、頭皮の潤いはキープしないくていいの?とも思うし、医学的根拠って言葉だけで片付けられているような気も…

そこで、髪がガシガシになるほど皮脂を取り除いていしまうスカルプDの洗浄力は他のシャンプーと比較して危険ではないのか、配合されている成分から確認してみることにしました。

硫酸系洗浄剤配合シャンプーは頭皮が弱い人や乾燥肌の人には危険な成分

まずは、シャンプーに配合されている中で頭皮を綺麗にする洗浄力のある成分はどういうものがあるのかについて調べてみることにしました。

すると、洗浄成分だけでも6つの種類の洗浄剤があることがわかったので、まずはその特徴をまとめてみました。

硫酸系洗浄剤(代表成分:ラウリル硫酸Naなど)

ラウリル硫酸ナトリウムなど名前に「硫酸」と入ると硫酸系洗浄剤です。別名を高級アルコール系とも言います。(※高級アルコールについてはのちほど説明を記載しています。)洗浄力が強くて泡立ちがよく、原価が安いため、多くのシャンプーに配合されています。よく汚れが落ちるので洗い終わりの爽快感もあり、よく泡立つため洗った感を出しやすいからですね。それでいて安い!いうことありませんw

ただ、洗浄力が強すぎて皮脂を落としすぎてしまい頭皮のかゆみなどが発生する可能性もあります。また、刺激も強いため、頭皮が弱い人や乾燥肌の人は避けたほうが良いといえるでしょう。

酢酸系洗浄剤(代表成分:ココアンホ酢酸Naなど)

ココアンホ酢酸ナトリウムなど名前に「酢酸」と入ると酢酸系洗浄剤です。名前に「酸」とはいっているので、先述の硫酸系洗浄剤と同じく洗浄力がつよいのかと言われるとその逆。酢酸系洗浄剤は、刺激が若干弱く、優しい洗浄力が特徴です。すこし前に「弱酸性」というキーワードがTVCMなどでもよく流れていましたが、酢酸系洗浄剤はまさに弱酸性成分です!優しい洗浄力ということは、洗浄力が弱いということですね。酢酸系洗浄剤だけではなく、他の洗浄剤と育毛シャンプーに混ぜて配合されることの多い成分です。

アミノ酸系洗浄剤(代表成分:アシルグルタミン酸など)

成分はいろいろありますが、一つの特徴として名前に「グルタミン酸」と入るとアミノ酸系洗浄剤です。名前の通り「アミノ酸系」であることから、天然成分を使われているという特徴があります。ですので、酢酸系洗浄剤と同じく、刺激が弱くて、優しい洗浄効果があり泡立ちもあまりよくありません。

他の成分の洗浄剤と育毛シャンプーに混ぜてあることが多いです。酢酸系洗浄剤よりも更に刺激が弱いことから、赤ちゃん用のシャンプーにも使われています。他の洗浄剤と違い保湿力が高いという特徴もあるので、髪をしとりさせたい方にはオススメの成分です。

たんぱく質系洗浄剤(代表成分:ココイル加水分解コラーゲンKなど)

その名の通り、たんぱく質から生成されている洗浄剤です。具体的には、「シルク」や「コラーゲン」を含んでいるとたんぱく質系洗浄剤です。洗浄力はやや弱いですが、肌や髪の毛はたんぱく質からできているので、髪や頭皮のダメージを修復する効果も期待できます。

ただ、他の洗浄剤と比較しても原料の原価が高いので、たんぱく質系洗浄剤が配合されているシャンプーは一般的に高価であることが多いです。

ベタイン系洗浄剤(代表成分:ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液など)

主に「糖」など天然成分からつくられた洗浄剤です。天然成分のため洗浄力は弱く、泡立ちもよくありません。ですが、刺激が少なく、髪の毛のダメージを修復する効果も期待できるため、敏感肌で乾燥肌の方にはオススメの成分です。 洗浄力が低いので、他の洗浄剤と併用されていることが多い洗浄剤です。

グルコシド系洗浄剤(代表成分:ラウリルグルコシドなど)

糖の一種である「グルコース」を多く含んだ洗浄剤です。ベタイン系と同じく刺激が弱いですが、安全性が高く泡立ちがいいです。 適度な洗浄力があって、刺激が弱く、泡立ちもいいので、ベビー用品に配合されることが多い洗浄剤です。

スルホコハク酸系洗浄剤(代表成分:スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム)

硫酸系洗浄剤と同じく高級アルコール系洗浄剤ですが、刺激は弱く洗浄力が強いという特徴があります。 スカルプDが13代目から新たに取り入れた洗浄成分で、泡立ちがよくて刺激が少ないという特徴があります。

石鹸系洗浄剤(代表成分:モノラウリン酸ポリグリセリル)

石鹸をベースとした洗浄成分のため、洗浄力がたかく泡がクリーミーになるという特徴がありかつ、安全で、子供用のシャンプーやボディソープに配合されていることが多いです。

ただ、ph値がアルカリ性なので洗い上がりの髪の毛がギシギシになりごわつくというデメリットもあります。

調べてみて驚いたのですが、洗浄剤と言っても8種類に分かれており、更にこの8つの種類の洗浄剤の中に成分があるということですね。

この8つの中で私が気になった洗浄剤は、硫酸系洗浄剤です。洗浄力は高いけど、皮脂落としすぎてしまう可能性もあるとか…では、硫酸系洗浄剤は本当に危険なのか更に詳しく確認してみます。

シャンプーに配合されている危険な洗浄成分とは…

硫酸系洗浄剤は、別名を高級アルコール系シャンプーとも言われています。

高級といわれると値段が高いのかな…と思いましたが、そうでもない様子。コープの洗剤を作っているコープクリーン株式会社のサイトにはこう説明されていました。

「高級アルコール」とは、品質が高級ということでなく、炭素の数が12〜18個からなる油のことを指す
参照:株式会社コープクリーン

炭素の数が少なくなると、中級、低級となっていくとのことです。

で、この硫酸系洗浄剤(高級アルコール洗浄剤)で、シャンプーに使われているのは、私が調べて限りではさらに6種類ほどあるようです

  • オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
  • (C12,C13)パレス-3硫酸Na
  • ラウリル硫酸アンモニウム
  • ラウリル硫酸Na
  • ラウレス-3硫酸アンモニウム
  • ラウレス-2硫酸アンモニウム

それぞれの効果をみていると、アルコールで皮脂を溶かすことで洗浄する効果があったり、皮脂を流すだけでなく皮膚内部にまで浸透してしまう効果があったりと、調べているかぎり副作用の可能性について示唆している内容が多かったです。

すでに硫酸系洗浄剤を配合したシャンプーを使用している場合は、泡立ててそのまま放置してしまうと、皮膚表面からその成分が浸透してしまう可能性があるので、使用後はなるべく速やかに洗い流すようにしたほうが賢明です。

まあ、他にも洗浄成分があるわけですから、薄毛が気になったり、育毛をしている人にとっては「硫酸」と入っている成分を配合しているシャンプーをわざわざ使用する必要もないかなと私は思います。

スカルプDシャンプーは頭皮に危険な硫酸系洗浄剤は配合されておらず、肌に優しいアミノ酸系成分が中心に配合されている

では、スカルプDにはどのような洗浄成分が配合されているのか調べてみることにします。洗浄力が強い硫酸系が入っていたり、洗浄成分自体が多かったりすると、ギシギシになりそうな感じがしますからね。

一応比較として、TVCMをやっていたり、ネットでよく取り上げられていたりしているシャンプーと、スカルプDシャンプーの洗浄成分の数、硫酸系洗浄剤の数の2つをまとめてみます。

シャンプー名 洗浄成分数 硫酸系洗浄剤
スカルプDオイリー 8 0
スカルプDドライ 8 0
ポリピュアシャンプー 4 0
S-無添加シャンプー 6 0
チャップアップシャンプー 5 0
サクセス薬用シャンプー 4 1

洗浄力をやや抑えているスカルプDシャンプーのドライも、オイリーと変わらない洗浄成分数が配合されています。こうして他のシャンプーと比較するとスカルプDシャンプーが洗浄に特化していることがよくわかりますね。

しかし、洗いすぎの危険性がある硫酸系洗浄剤については、配合されてはいませんでした!少なくともスカルプDシャンプーは安全ということがいえるのではと思います!

では、スカルプDシャンプーには、どのような洗浄成分が配合されているのか?ドライとオイリーに配合されている成分は下記の通りです。

スカルプDシャンプー オイリー

  • スルホコハク酸系洗浄剤:1種類スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム
  • ベタイン系洗浄剤:1種類ラウリン酸アミドプロピルベタイン液
  • アミノ酸系洗浄剤:5種類ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液/N-混合脂肪酸(C12,C14)アシル-L-アスパラギン酸トリエタノールアミン液/加水分解ケラチン液/ヤシ油脂肪酸加水分解ケラチンカリウム液/ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム
  • 石けん系洗浄剤:1種類:モノラウリン酸ポリグリセリル
  • 洗浄成分合計:8種類

スカルプDシャンプードライ

  • スルホコハク酸系洗浄剤:1種類スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム
  • グルコシド系洗浄剤:1種類アルキル(8~16)グルコシド
  • ベタイン系洗浄剤:1種類ラウリン酸アミドプロピルベタイン液
  • アミノ酸系洗浄剤:4種類ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液/N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液/加水分解ケラチン液/ヤシ油脂肪酸加水分解ケラチンカリウム液
  • 石けん系洗浄剤:1種類:モノラウリン酸ポリグリセリル
  • 洗浄成分合計:8種類

洗浄成分数はどちらも同じで、違いは、オイリーはアミノ酸洗浄剤が5種類に対して、ドライは4種類という点のみです。

どちらも全ての洗浄成分の半分以上がアミノ酸洗浄成分を占めているため、スカルプDシャンプーはアミノ酸系シャンプーということがわかりますね。

こうして洗浄成分を確認してみると成分的には、過度な洗浄力によって皮脂を取りすぎてしまうという危険はなさそうです。

ぎしぎし感の要因は石鹸系洗浄剤を配合していることが原因か?

しかし、成分的には安心成分が配合しているものの、トップページにも記載している通り、洗い上がりはなぜかギシギシ感が強く残るという事実もあります…

この洗い上がりのギシギシに指が引っかかって、何度髪の毛がぬけたことか… そう考えると、洗い上がりのギシギシは抜け毛を誘発するので危険とも言えますね。

そこで、なぜこれだけ洗い上がりがぎしぎしするのか考察してみます。石鹸系洗浄剤であるモノラウリン酸ポリグリセリルを配合していることが原因だと思いました。先述の通り石鹸系洗浄剤は、洗浄力が強い代わりに、髪の毛がギシギシになるという特徴があるため、非常に怪しい…

先ほど洗浄成分数を比較した他のシャンプーの配合成分をざっくり確認しても、石鹸系洗浄剤を配合したシャンプーはサクセス薬用シャンプーだけでした。

そのサクセス薬用シャンプーの使用感をAMAZONのレビューで確認してみると、

洗浄力が強すぎてギシギシして、髪の毛が絡まる。当然抜け毛が増える。短髪なら良いと思うが、少し伸びた髪には向かないと思う。AMAZON サクセス薬用シャンプー

やはりスカルプD同様、使用感に不満はあるらしいですね…石鹸系洗浄剤がぎしぎし感の原因になっている線は当たっているような気もします。

洗い上がりのギシギシが気になる場合は、やはり姉妹商品であるスカルプDコンディショナーを使用することをおすすめします。これだけで、あれだけ気になっていた髪のパサつきはウソのようになくなりますし、髪はしなやかになって非常に指通りもよくなります。

ただ、そもそも3000円超えの高いスカルプDなのに、さらにコンディショナーも購入すると合計7,800円がランニングコストとして必要に…

他のコンディショナーで代用するという手もありますが、やはり真剣に髪のことを考えるならスカルプDシリーズでフルに揃えたい気持ちもありますし、かといってコスパのことも考えたいですし、悩ましいところです。