頭皮環境正常化のメカニズムとセルフチェック方法は?

スカルプDを購入しようと販売サイトをみてみたり、他のスカルプシャンプーの広告などをみると、必ず出てくるのが「頭皮環境の正常化」という言葉です。

スカルプシャンプーを使う側からすれば、薄毛を改善したくてスカルプDを使おうという動機があるので、言葉だけ見れば今の頭皮環境が悪いから、それを正常化することによって薄毛も改善できるのでは?と読み取ることができます。

しかしそもそも頭皮環境正常化というのは、具体的に頭皮がどのような状態になっていることを言っているのかが疑問に思いました。

それが薄毛や育毛にはどのように関係しているのか?頭皮環境のセルフチェック方法についてもまとめてみたのでご覧ください。

正常な頭皮環境には皮脂の適正な量のコントロールが必要

まず、頭皮環境がどのような状態が正常で、どのような状態が悪いのかの境界線がわかりませんよね。

スカルプDの公式サイトに載っているのかと見てみましたが、これが「正常な頭皮環境!」という答えは残念ながら記載されていませんでした…

しかし、スカルプDの商品説明の部分をみると答えに近いものが…!

スカルプDは頭皮環境を正常にするために、「皮脂抑制」「保湿」「抗菌」「血行促進」の4つが必要であるとサイト内で説明しています。
(参照:スカルプD公式サイト

これから考えると正常な頭皮環境とは、

  • 皮脂を抑える
  • 保湿されている
  • 菌がいない
  • 血行のいい頭皮

という事がわかりますね!この中で特に重要なキーワードが「皮脂」になります。

抑えると書かれているので、つまり脂は取りきるのが頭皮環境正常化につながるのでしょうか?

と、思って皮脂の役割についてさらにくわしく調べてみると、なにもすべての皮脂を取り除けばいいという訳でもないようです。

スカルプDの販売会社であるアンファーが運営している「髪のせんせい」サイトには、確かに、皮脂の過剰分泌が、常在菌の作用によって刺激のもとになり、頭皮環境を悪化させると記載があります。

皮膚表面の常在菌によって、頭皮の皮脂は脂肪酸とグリセリンに分解され、脂肪酸は空気中の酸素によって脂質が過酸化(酸素原子が過剰に結合されること)し、頭皮に刺激を与えてしまいます。(参照:髪の先生byアンファー

しかし、同じページの後半では

皮脂は悪いことだけではなく、肌のトラブルを防止する役割を有していますので、必要以上の洗髪は頭皮に悪影響をもたらすこともあるので、気を付けましょう。(参照:髪の先生byアンファー

とも記載があります…

ここでもう少し皮脂について調べてみると、皮脂には下の項目にもあった「保湿」つまり、頭皮をバリアする機能があり、これが頭皮の乾燥やかゆみを防ぐという役割もあるとか。

皮脂を落としすぎると頭皮の保湿力がなくなってしまい、頭皮が乾燥してフケがでて抜け毛の原因になったり、乾燥した頭皮をこすると皮膚炎になったりする可能性があるようです。

なので、放置しすぎてもダメだし、取りすぎてもダメ。皮脂はほどほどに取る必要があるということですね。(難しい…w)

先述の「髪の先生」でも、

頭皮の乾燥で、抜け毛が一気に増えるということはありませんが、いつも常に頭皮が乾燥していたり頭皮をかく癖があったりすると、頭皮環境が乱れた状態が続くので、発毛や育毛に影響する可能性があります(参照:髪の先生byアンファー

と記載があります。

まとめると、頭皮にある皮脂を適度な状態に保つことによって、保湿にも繋がり、常在菌の活動も抑制されるということになるのだともいます。

こうして整理してみると、頭皮って気むづかしい彼女みたいですねw一緒に居すぎるとうっとうしいけれど、かといって合わないようにしていたら逆に嫉妬されるというか…。

つまり、過剰な皮脂対策はしないといけないけれども、保湿をする必要もあるため、頭皮環境を正常化するためには皮脂量の絶妙なバランスが必要ということがわかります。

頭皮環境が整うと抜け毛は少なくなるのだが髪が生えるところはまではいかない。

では、頭皮環境が整うと薄毛の改善や育毛とどういう関係があるのか?これは、スカルプDが13代目にリニューアルされたタイミングのサイトに答えが記載されていました。

最適な皮脂量があり適度に保湿されて、菌が少なく血が巡っている、頭皮環境が整った状態だと、頭皮が皮下脂肪を含んで厚くなるのだそうです。

頭皮が厚くなると、頭皮に毛包がしっかりと根付くため、抜け毛が減少するとともに、ハリコシのある毛髪ができるのだそうです。

ここで、ひとつ注意しておかないといけないのが、頭皮環境を正常化することで髪の毛が新たに生えてくる訳ではないということです。

ここまで見ていると、頭皮環境正常化というのは、「抜け毛を少なくする」という防御的な側面からの有効性は考えられますが、「髪が生える」という攻撃的な側面はありません。

どういう意味かといえば、いくら抜け毛を少なくしても、既に抜けてしまったところに髪が生える効果まではないということです。あくまでスカルプシャンプーは頭皮と今生えている髪の毛だけをケアするものですから、新しい髪をゼロから生やす効果は全くありません。

また、ややこしいのが、既に自分の頭皮が適度な皮脂があって、血行もよく、既に頭皮環境正常化ができているのに、抜け毛が多い場合。

その場合だと、いくらスカルプDや他のスカルプシャンプーを使っても今現在以上に良くはなりません。トップページにも書いたとおり、男性型脱毛症(AGA)などの疑いがありますので、その原因を取り除かない限り、いくらシャンプーでケアしても抜け毛の量は変わらないと思います。

と、ここまで見ると、頭皮環境正常化のためにスカルプDを使いたいと考えている方ならば、まず自分の頭皮環境が本当にいいのか悪いのか確かめてから買ったほうがムダな買い物をせずにすみますよね!

そのためのセルフチェック方法についてご紹介したいと思います。

頭皮環境がいいか悪いか判断するにはマイクロスコープで確認できる!

先ほども紹介したとおり、頭皮環境正常化というのは4つの条件があります。

  • 最適な量の皮脂
  • 保湿された頭皮
  • 菌がいない
  • 血行のいい頭皮

今の自分の頭皮状態がこれと逆の状態であれば、スカルプDシャンプーを使うことによって頭皮環境正常化ができ、抜け毛を少なくすることが期待できるというわけです。

なんとか自宅でも確認できないかと色々確認してみると、PCにつけるマイクロスコープがあれば、頭皮状態がわかるということがわかりました。高価なものと思いきや、AMAZONで2,000円以内で購入でき、スカルプDシャンプーの3,500円より安く手に入るので、ムダな買い物をするよりか、初期投資としては問題ない範囲かと思います。


USB 2.0 ズーム デジタルマイクロスコープ 顕微鏡

さすがに菌の有無については、見えないので自宅用では判断できないらしいですが、最適な量の皮脂/保湿された頭皮/血行のいい頭皮は、下の基準で判断ができるようです。

  • やや赤みがかかった白い頭皮の状態=血行のいい健康な頭皮の状態
  • 毛穴が白い状態=皮脂の過剰分泌状態
  • 頭皮全体が赤い場合=頭皮が乾燥状態

具体的にどんな状態かといえば、

(参照:IKMO(イクモ)

マイクロスコープで覗いた時に、左側の画像のようにやや真っ白とはいえないものの、すこし赤さのある頭皮の状態だと血行のいい健康的な状態ということですね!

逆に、右側の画像のように毛穴の周りに白いものが溜まっていると、皮脂の過剰分泌状態ということです。

乾燥状態については画像がなかったですが、皮膚が赤らみ頭皮に凹凸が見られると乾燥状態ということですので、こちらも注意が必要です。

私もこのことを知ってから、マイクロスコープをすぐに購入。自分で試してみることにしました。

入浴前に頭皮にスコープをあててキャプチャしてみると、皮膚が赤らんでるのが一目瞭然です。また、参考写真ほどではないものの、毛穴の部分に皮脂やフケのようなものも毛穴に少しだけありますね。

「頭皮環境はやっぱり悪いな…」と実感しつつ、その日もスカルプDで入念に洗髪後、もう一度キャプチャーしてみました。

頭皮の赤みまではさすがに変わらないですが、フケや皮脂はさっぱり洗い流された感じ。スカルプシャンプーの本領発揮といったところでしょうか?

私の場合は、頭皮環境は明らかに悪いので、スカルプDを使って抜け毛を減らす余地がありそうですが、例えば皮脂もなく、頭皮の状態も白っぽい健康な頭皮状態なのに抜け毛だけが増えていくというのであれば、スカルプシャンプーを使っても意味がないので、男性型脱毛症(AGA)などの他の薄毛になる原因が関係しているのだと思います。

このように、まず使用前に頭皮の実際の状態を確認することで、自分にとって頭皮環境正常化が本当に必要なのか、スカルプDを使う価値があるのかどうかある程度見極めることができますね。