頭皮の柔らかさや厚みは薄毛の改善にどのくらい影響している?

スカルプDをはじめてから、効果がいまいち出しきれず、なんとか改善したいと薄毛のことについていろいろ調べていたわたし。

薄毛対策や育毛のサイトを調べていると本当にたくさんの情報がでてくるのですが、その中で特に気になったのが、「頭皮を柔らかくすれば薄毛を改善できる」ということ。

なんでも頭皮が固いことが薄毛の原因につながり、様々な問題を引き起こすというのです。
「なに??」と思って頭皮を軽く揉んでみましたが、たしかにわたしの頭皮は弾力がなく、すぐ頭蓋骨の感触が伝わってきますね…。

さらにです、2017年の夏に新しくなったスカルプDのページをなにげなく見ていると、「頭皮の厚み」が薄毛にも関係しているというなかなか衝撃の内容が!なんでも、頭皮の厚みが薄いと髪の毛が根付かず、抜け毛を増やしてしまうのだとか…。

薄毛というと髪の毛そのものの問題ととらえがちですが、果たして頭皮の柔らかさや厚みを増やすことが本当に薄毛の改善にとって有益なのでしょうか?

調べてみると、それは決して万能なことではなく、やはり限られた効果であることがわかりました。その内容をごらんください。

頭皮が固いことは血行不良に関係しているので、髪にも栄養が行き渡りにくい

まず、頭皮が柔らかくすればなにか良いか調べてみました。
頭皮というのはひとつの皮のように思ってしまいますが、実は5つの層にわかれていて、英語で言うSCALP(スカルプ)というのはそれぞれの層の名前の頭文字からとられています。

Skin : 皮膚。
Conective tissue: 結合組織
Aoneurosis: 腱膜
Loose areolar connective tissue : 疎性輪紋状結合組織
Periosteum : 頭蓋骨膜

このうち、頭皮の固さに影響するのは、一番上の皮膚ではなく、Aにあたる腱膜の部分です。

その下のLにあたる疎性輪紋状結合組織には、血管が通っていてここから毛細血管を通じて各部分に血液や栄養が補給されています。

ただし、この血流が悪くなると、髪の成長に影響があることはもちろん、頭皮の組織も活発化されなくなり、その上にある腱膜の弾力もなくなってしまい頭皮の固さにつながるわけです。

つまり、血流が悪い=頭皮が硬い=髪にも栄養が行き渡っていないという公式が成り立つことから、頭皮の固さが薄毛に関係していると言われているのだと思います。

頭皮の厚みは、スカルプD独自の臨床研究データによって薄毛と関係していることがわかる

次に頭皮の厚みについてですが、まず、自分では頭皮の厚みがどれくらいあるのか測ることは難しいことですよね。

そして、このアプローチは、全く新しいことのようで、スカルプDの公式サイト以外に頭皮の厚みが薄毛に関係している内容を見つけることができませんでした。

そこでスカルプDのサイト内にある解説をよく読んでみると、頭皮の厚みが薄毛に関係していることは、ドクターとの共同研究による臨床データによってわかったことなのだそうです。
例えば…

頭皮の構造の詳細を最新の画像検査で観察したところ、毛髪が十分にある男性の頭皮は厚い傾向にあることが確認されました。

一方、薄毛の男性では、頭皮、特に皮下の脂肪が薄くなっていること、また毛包の底部が浅くなっていることを発見しました。

また、先ほどの頭皮の柔らかさとの関係性についても触れられていて、

私達の研究で確認された頭皮の皮下脂肪のボリュームダウン、これが頭皮が硬くなったという訴えの背景の一つにあるのかもしれません。

つまり、頭皮の皮膚層の下にある皮下脂肪が少ないことが硬くなる原因であり、頭皮の厚みが柔らかさとも一定の関係があることを言っているのだと思います。

ただ、この厚みに関しては、なぜそうなるのかという具体的なメカニズムが解説されていません。あくまでも薄毛になっている人と健康な人との比較データによってわかったことのようで、コレだけ見ると、まだまだ研究途上なのかな…と思ってしまいます。

そもそも自分の頭皮の厚みがどれくらいなんて、ほとんどわからないのでは…と思いますが、、

ただ、新しくなった13代目スカルプDはこの結果をフィードバックしているようで「しっかり根付く頭皮へ」というコンセプトのもと、クロレラエキスやセイヨウニワトコエキスといった新成分が配合されています。

頭皮の柔らかさや厚みの改善が薄毛の改善にもリンクしているのか?

では、この柔らかさや厚みを改善することは、薄毛解消の有効な手段になりえるのでしょうか? くわしく調べてみると、その答えは、非常にグレーとしかいいようがありません。

なぜかといえば、薄毛になってしまうそもそもの原因によって、効果のあるなしが変わってしまうからなのです。

日本人の約半分の薄毛の原因である男性型脱毛症は原因物質を取り除かない限り何をやっても改善されない

まず日本人全体で薄毛に悩んでいる人の約46%の原因とされ、人数にして約1260万人がかかっているといわれ、一番大きな原因に数えられるAGA(男性型脱毛症)に有効かどうかです。

これは、AGAになってしまうメカニズムを見れば、頭皮をいくら柔らかくしたり厚みを増やしたりしてもこれだけで有効な対策にならないことがわかります。

トップページでも説明しましたが、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)の活動が活発になることで起こる脱毛症です。

ジヒドロテストステロンが活発になる作用によって、そもそも髪の毛が十分成長せず、短く弱いまま普通よりも短い期間で抜けてしまう現象があります。

この場合、いくら頭皮を柔らかくして血行を活発にしたとしても、そもそも髪の毛が成長しない原因物質の活動を抑制しない限り、抜本的に状況が変わることはありません。

AGAの場合は、治療方法がある程度確立されており、DHTの活動を抑制するための内服薬の処方が必要なため、皮膚科などの専門診療や、発毛剤「リアップ」の使用を検討するなどが必要になります。反面、原因物質の活動を根本から抑制しない市販の育毛剤やスカルプDを使ってもAGAの改善の効果は非常に乏しいとされています。

頭皮をやわらかくすること“だけ”では薄毛の症状は改善されない

では、AGA以外の症状で、頭皮を柔らかくすることで改善する原因はあるのでしょうか?
これも結論から言えば、ただ柔らかくするだけでは対応できないといえるでしょう。

例えば、抜け毛の原因ページでも紹介した、栄養不足による原因は、そもそも基となる栄養が補給されないとなにも変わらないですし、ストレスや喫煙や飲酒も、血行不良が原因にはなりますが、頭皮を柔らかくするというより、その原因自体を抑制することが先に必要にありますよね。

それ以外の、頭皮の皮膚層へのダメージ、ヘアケアによる原因については、直接柔らかさにもは関係ない原因なのでやはり有効な手段の一つに数えることは難しい結論になります。

すなわち、頭皮を柔らかくすることだけでは、そもそもの原因を取り除いていないので、薄毛の抜本的な改善にはなりえないということになりますね。

あくまでも改善のための補助手段として意識すれば改善が早まるかも

このように、ただ単に頭皮を柔らかくしたり、厚みをもたせたりしても、原因自体を抑制しない限り、根本的な解決にはならないことがわかると思います。

かといって頭皮を柔らかくしなくていいのか?といえばそうではありません。固い場合血行不良になっていることは間違いありませんから、原因の抑制とともに、頭皮を柔らかくする対策を併用することで、血行が良くなり、栄養が頭皮のみならず髪にも行き渡り、成長が促進され改善が早まる場合もあると思います。

それゆえ、薄毛対策を行うにはまず、その原因がどこにあるのか突き止める必要性が高いことがお分かりになると思います。

最も多い原因である男性型脱毛症なのか、それとも他の原因にあるのか、以下のページも参考に見極めていただくための参考にしていただければと思います。